短期ダイエットはデメリットが多い?

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タグダイエット健康
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まず挙げられるのは、「リバウンドしやすい」という点でしょう。短期間の過度な食事制限によるダイエットでは、確かに一時的に体重は減るのですが同時に筋肉も減少してしまいます。
筋肉が減少すると基礎代謝が悪くなり、カロリーを効果的に消費できなくなるため脂肪が溜まりやすい、すなわち太りやすい身体になってしまいます。
加えて食べ物が足りずエネルギーが不足して飢餓状態に陥っている身体は、少ない食事の中からできるだけ多くの栄養を吸収し蓄積しようとするので、脂肪が増えて落ちにくくなってしまうのです。

短期間でダイエットをする場合、食事制限を行う必要があるため、「好きなものを食べられない」「お腹いっぱい食べられない」といったことからストレスが溜まりやすくなります。
ストレスを感じるとついつい食べ過ぎてしまうこともありますし、ある程度体重が減ったところで達成感を感じて思っている以上に食べ過ぎてしまう・・・ということもあります。
ダイエットを行った直後は満腹中枢を刺激するホルモンである「レプチン」の分泌が減少しているため、過食になりやすい傾向にあります。
また、ストレスを感じると「コルチゾール」と呼ばれるホルモンの分泌量が増えますが、このホルモンが増えると血液中の中性脂肪を細胞の中に取り込む働きがある「インスリン」も多く分泌されるようになります。
すなわちストレスを感じると食べ過ぎる危険性があるだけでなく、太りやすい状態になってしまうのです。

短期間ダイエットで極端な食事制限を行うと、「身体が疲れやすく、常にだるさを感じる」という状態になることがあります。
無理な食事制限によって身体が活動するために必要な栄養素が不足し、体調不良につながってしまうのです。
栄養不足の状態が続くと免疫力が低下し、風邪などの病気になりやすくなるという弊害も。
日常的に疲労感や倦怠感を感じたり、脳の働きが鈍くなって集中力が落ちたりということも考えられるので、短期間ダイエットを行っている間、体調に異変を感じたら食事制限などの方法を見直すことをおすすめします。