体脂肪を燃焼するには?
「体脂肪」をエネルギーとして使って燃焼するためには、まず「体脂肪」を分解させる必要があります。
「体脂肪」を分解する主な要因としては、
食事制限で摂取カロリーを減らし、血糖値が下がりカラダが飢餓状態になった時、
筋トレなどの運動をおこない、アドレナリンや成長ホルモンが出た時、
カフェインやカプサイシンなどの脂肪分解を促す栄養素を摂取した時、
など、上記のような要因があり「体脂肪」が分解され、血中に流れ出します。
脂肪燃焼
次に、分解された「体脂肪」をエネルギーとして使うことで、「体脂肪」を燃焼することができます。
分解された脂肪は、筋肉内で「アデノシン三リン酸(ATP)」として使用されることで、脂肪燃焼が起こります。
この一連の流れを「有酸素系」といい、安静時や、比較的長時間行うことができる強度が低い活動の際に「有酸素系」がエネルギーとして使われます。
エネルギー供給回路
エネルギー供給回路は、持久的な運動の際に「脂肪」がエネルギー源の「有酸素系」の他に、
瞬発的な運動の際に「クレアチンリン酸」がエネルギー源の「ATP-CP系」、
筋持久系の運動の際に「糖質(グリコーゲン)」がエネルギー源の「解糖系」、
この三種類のエネルギー供給回路があります。
効率よく脂肪燃焼するためには
効率よく脂肪燃焼をするためには、脂肪分解がされている状態で「脂肪」がエネルギー源である「有酸素系」を行うことで、より脂肪燃焼効率を上げることができます。
体脂肪が分解されている状態をつくるためには、
食事制限によってカラダが飢餓状態の時、
筋トレなどの運動をおこない、アドレナリンや成長ホルモンが出た時、
カフェインやカプサイシンなどの脂肪分解を促す栄養素を摂取した時ですので、
空腹時や、カフェインを摂取した際、筋トレをおこなった後などに、有酸素運動をおこなうことで、より効率よく脂肪燃焼効果を上げることができます。
さいごに
空腹時や筋トレ後に、長時間有酸素運動をおこなうと筋肉が減ってしまうと言われることもありますので、極端に長時間有酸素運動をおこなうことは控え、運動後は筋肉を修復するための材料である「たんぱく質」を中心に食事をしましょう。