基礎代謝を上げて痩せよう!その3
代謝を上げる食べ物とは?
筋肉量を上げることで、消費エネルギーも大きくなり、基礎代謝がアップしやすくなります。
筋肉の主成分はたんぱく質ですから、脂質の少ない肉や魚、大豆品、乳製品などを食べることが必要です。1日に必要なたんぱく質は体重1kg につき、健康なおとなで0.8 ~ 1.0g、運動をしている人やアスリートなら1.0 ~ 2.0g と言われます。
例えば、体重が50kg の人なら50g のたんぱく質が必要で、豚のヒレ肉では200g、納豆だと300g 程度必要となります。
まずは、あなたがどれぐらいたんぱく質を摂れているか計算してみてください。 たんぱく質を摂って適度な運動を加えれば、筋肉の量が増えて体温もアップします。逆に、使うエネルギー量より摂っているたんぱく質量が多かったり、脂質や糖質を摂る量が多いと脂肪として蓄積されてしまいます。
体温を上げる食べ物
体温を上げる食材の代表は、ショウガと色が黒い食材です。黒い素材というのは、黒豆や黒ゴマなどのように素材自体が黒いものや、黒砂糖や玄米など、栄養価を残したものなどを指します。また、冷水や冷えたジュースなどは体を冷やすので、冷水を白湯(さゆ)や温かいお茶などにするだけでも体の冷えは予防できます。
血流をよくする食べ物
血流は、細胞に酸素と栄養を運び、不要物を流し、体の温度を保つ役割があるため、血流を上げることで代謝を上げることができます。
玉ねぎやにんにく、らっきょうなどにはアリシンが、納豆にはナットウキネーゼという成分が含まれています。これらの成分は血栓を溶かす作用があり、血流をよくしてくれます。
また、黒酢や梅干し、ナッツ類、大豆を含む豆類、海藻類、青魚なども血液をサラサラにしますから、それらをバランスよく積極的に摂るといいでしょう。
ほかに、水分をよく摂ることも重要なので、これらの食べ物とあわせて水分を十分に摂るよう心掛けましょう。